ヘリテージング
かつての軍都金沢のシンボル 石川県庁舎石引分室(旧陸軍金沢偕行社・旧陸軍第九師団司令部)
石引4丁目、本多の森の落ち着いた一角に擬洋風(ぎようふう)のすばらしい西洋館が建っている。陸軍の高級将校クラブであったこの金沢偕行社は、一見すると石造りに見えるが実は木造の二階建て明治42年の建築物だ。
数年前まで石川県庁石引分室として使われていたが、現在は石川健民ふれあい公社となっている。かつてここに置かれていた1台のピアノを題材に、作家の五木寛之氏が「ステッセルのピアノ」という小説を書いている。隣の陸軍第九師団司令部庁舎も昭和43年に現在地に移転され、石引分室・健民公社となった建物だ。
日露戦争の最激戦地、旅順203高地の中核部隊として投入されたのが金沢第9師
団であり、もっとも多くの犠牲者を出した師団だ。ロシアの敗将ステッセルから贈られたピアノを金沢に置くよう指示をしたのが乃木大将だという逸話がある。金沢の師団が多大な犠牲者を出した証左ともいえる。
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Information

【案内】

 
◆所在地
石川県金沢市石引4-18-3

【お問い合せ】

石川県庁
TEL:076-225-1111(代表)
◆URL
http://www.pref.ishikawa.jp/
 

【アクセス】

 
◆電車・バス
JR金沢駅西口から北陸鉄道バス「4番5番乗り場」小立野方面行きで約20分、出羽町または成巽閣前下車すぐ
◆車
北陸自動車道金沢東または金沢西インターから約30分
◆タクシー
JR金沢駅東口から約15分