ヘリテージング
開拓使が造った超豪華ホテル 豊平館(ほうへいかん)

明治13年、開拓使が西洋建築技術の粋を集めて造ったホテル。木造二階建て、アメリカの建築様式で建てられているが、ところどころに和風の飾りが施され、三条実美(の手になる「豊平館」の扁額が架けられるなどかすかに擬洋風(ぎようふう)の香りもする。
最初の泊り客は明治天皇。北海道巡幸に合わせて突貫工事で造られた。客室数は全部で8室、小さいホテルだが、なにしろ天皇が泊まるホテルだ。横浜グランドホテル、箱根富士屋ホテル、築地精養軒など、当時の名だたるホテルを凌(しの)ぐ最上級の設備や造りを誇っていた。国の重要文化財。

新聞記者の身では泊まれない貴賓専用ホテルを、「東京日日新聞」はこう報道している。「豊平館ハ札幌市内ノ中央ニ位シタル美麗ナル西洋風ノ建物ニシテ恰 (あたか)モ東京ノ鹿鳴館(ろくめいかん)ノ如(ごと)シ」。昭和33年、現在地に移築されコンサートや結婚式場として活用されている。

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Information

【案内】

 
◆開館時間
9:00〜17:00
◆休館日
年末年始
◆入館料
無料

【お問い合せ】

豊平館
 
札幌市中央区中島公園1番20号
TEL:011-511-0985
◆URL
http://www.city.sapporo.jp/shimin/bunkazai/
bunkazai/syousai/k_houheikan.html
 

【アクセス】

 
◆電車
地下鉄南北線「中島公園」下車1番出口より約450m
市電「中島公園通」下車約240m
◆バス
JRバス「中島公園駅前」下車約450m