ヘリテージング
 まんが道で藤子不二雄が描いた町 高岡市山町筋
オバケのQ太郎の作者「藤子不二雄」が、二人の漫画家の合作ペンネームであることは、よく知られるところだが、「藤子・F・不二雄」と「藤子不二雄A」が、一緒に高岡の中学・高校に通っていたという話は、あまり知られていない。
そういうわけで「藤子不二雄」両氏の自伝作品「まんが道」第1巻には、ふたりの故郷高岡市山町筋の志甫(しほ)商店という店が登場する。
古都金沢から北陸道で1時間足らずで高岡に着く。ヘリテージングという眼で改めて見直すと、ここは金沢に負けないくらい近代遺産に恵まれている町。重厚な町屋が何軒も巨大な細工物のように組合わさっている町並みは見事だ。
平成12年、高岡市の山町筋と呼ばれる10カ町が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。いうなれば、ここの蔵造りの町並みが、ヘリテージング名所のお墨付(すみつ)きをもらったようなものだ。山町筋だけではない、市内を抜けて日本海に向うと、吉久や伏木(ふしき)の港町にも、土蔵造りの商家や洋風建築、昭和初期の建物がいい風合いで並んでいる。
各地の蔵造りと同じく、山町筋も明治33年の高岡大火の後に造られた町並みである。川越ほど観光化は進んでいない。観光バスが何台も並べる立派な駐車場があるのに、観光客を迎える施設は少ない。
ヘリテージングは古い建造物を眺めればそれでよし、というわけにはいかない。土地の名物や地ビールを味わったり、特産品やみやげものを物色するのも、ヘリテージングには欠かせない楽しみなのだ。
活力のある観光地はどこも上手に消費を楽しませてくれる。ディズニーランドも小布施も湯布院も、つまるところ客が楽しくお金を落とせる場を、センスよく提供しているのだ。
さて山町筋だが消費をする場がどこにもない。それが大きな問題だ。
 
近隣のヘリテージングスポット検索
Information

【案内】

 
◆【山町筋観光駐車場のご案内】
山町筋をゆっくり歩いて散策するために、重要文化財菅野家住宅前に観光駐車場を整備
しています。
◆所在地
富山県高岡市木舟町29-1(旧北國銀行跡地。重要文化財菅野家住宅前)
◆開館時間
8:00〜19:00
◆休館日
無料
◆利用可能台数
大型バス:3台/普通車:18台/身体障害者用スペース:1台

【お問い合せ】

  高岡市教育委員会文化財課
   
◆URL
http://www.city.takaoka.toyama.jp/kyouiku/2069/index.html