ヘリテージング
名古屋近代化のシンボル 鍋屋上野浄水場旧第1ポンプ室と東山給水塔
札幌のレンガ研究家喜田信代さんの「日本れんが紀行」という本に、面白い学生アンケート調査が載っていた。「レンガ」という言葉は日本語か外来語かという問に、男子学生の62%、女子学生の64%が外来語と答えたそうだ。昔、レンガ建造物はまさに西洋文明のシンボルだったわけで、現代学生までがその影響を受けているのかと思うと、ちょっとほほえましい。もちろん正解は「煉」と「瓦」を合わせた日本語。
鍋屋上野浄水場第1ポンプ所(大正3年)、わざわざイギリスから輸入したレンガで造られた。見るからに西洋文明の申し子であることを主張している。まるで古い銀行か教会のようにも見えるが、現役の水道施設。見学はあらかじめ申し込む必要が
ある。
鍋屋上野浄水場から天満通りを南に500mほど行くと、右手にツタのからまる巨大な塔が見える。「東山給水塔」(昭和5年)だ。もともとは円筒形のタンクを備えた普通の給水塔だったが、災害用の予備役に回った後、とんがり屋根をつけタンクの周りを展望台に改修した。キノコのようでチャーミングだ。見学できるのは春分の日、水道週間の6月第1日曜日、水の日の8月1日と年に3回だけ。
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Information

【案内】

 
◆所在地
旧第1ポンプ室
愛知県名古屋市千種区宮の腰町1番33号
東山給水塔
愛知県名古屋市千種区田代町四観音道西

【お問い合せ】

名古屋市上下水道局 お客さまサービス課 広報係
TEL:052-972-3608
◆URL
http://www.water.city.nagoya.jp/