ヘリテージング
設計変更が生んだ水の神殿 名古屋市演劇練習館アクテノン(旧稲葉地配水塔)
「旧稲葉地配水塔」(昭和12年)。高さ30m、直径33m。ギリシャ神殿風の円形ドーム。量感あふれるばかりの建造物だ。中村区稲葉地公園(水道公園)の中に建つ。
配水塔とは周囲の地域に水を配るための水がめ。それがなぜギリシャ神殿風になったのか。実は設計中に、予定していた水槽容量が7倍に変更される。人口増加のためだそうだ。そこでデザインも急遽変更、周囲に16本の柱を立てて補強することになる。
この柱のおかげで配水塔の印象はがらりと変わる。ギリシャ神殿風の秘密はこういう事情による。昭和19年には現役を退くが、このデザインのために処分されること
もなく、昭和40年内部を改装し図書館に転用される。平成7年、さらに大改造され、地下1階地上5階建の「名古屋市演劇練習館アクテノン」として、幸せな第三の人生を送っている。
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Information

【案内】

 
◆所在地
愛知県名古屋市中村区稲葉地町1丁目47番地

【お問い合せ】

財団法人名古屋市文化振興事業団
〒460-0008
古屋市中区栄三丁目18番1号ナディアパーク名古屋市青少年文化センター内
TEL:052-249-9390
◆URL
http://www.bunka758.or.jp/
 

【アクセス】

 
◆電車
地下鉄東山線「中村公園」駅から徒歩12分