神戸ヘリテージング

異人館通りのにぎわい

北野町のエキゾチックでおしゃれな景観は、昔から映画やテレビドラマの舞台に使われてきた。国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、神戸市もここに建つ34棟の洋風建築を伝統的建造物に指定している。その半数近くが公開異人館だ。この一帯、一種の野外博物館ではあるが、有料公開の館が多く観光地化され過ぎたきらいはある。
便乗する業者も出現し、平成や昭和生まれの「自称・異人館」に誘い込もうとする手合いがいるそうなので、くれぐれも気をつけてほしい。
さて、いまも昔もこの町で行われている観光は「ヘリテージング」だ。ヘリテージングの名がつくと、観光にテーマ性が出てくる。「神戸観光」「長崎観光」を「神戸ヘリテージング」「長崎ヘリテージング」と言い換えるだけで、旅の目的がはっきりしてくる。港町で歴史ある西洋館を楽しみたいのなら、「横浜ヘリテージング」「函館ヘリテージング」「小樽ヘリテージング」と旅のレパートリーが広がる。
異人館ブームの火付け役「旧トーマス邸」
(風見鶏の館)
昔は白い異人館の名で呼ばれた「旧シャープ邸」
(萌黄(もえぎ)の館)
西洋の騎士風「旧マーベフ邸」
(うろこの家)
調度などにドイツらしさ「旧ドレウェル邸」
(ラインの館)
パン屋さんになった教会「旧神戸ユニオン教会」
(フロインドリーブ)