長崎天主堂ヘリテージング

おじいちゃんが建てた教会

長崎市から北へ、外海(そとめ)、佐世保(させぼ)、平戸(ひらど)、そして五島(ごとう)列島と、多くの教会が五島灘(なだ)を囲むようにして建つ。幕末から、明治・大正・昭和初期に建てられた108棟の教会のうち、実に56棟が長崎県にあるのだそうだ。もうひとつの長崎ヘリテージングは長崎県北部の天主堂を巡る「鉄川(てつかわ)与(よ)助(すけ)ヘリテージング」。
鉄川与助ってだれ、という人も多いと思うが、長崎のみならず西九州一円に天主堂を建てたのが鉄川与助。仏教徒でありながら、教会建築に一生を捧げた棟梁(とうりょう)建築家だ。
彼の生まれ故郷、五島列島周辺の天主堂は、ほとんど彼が建てたといってもいい。いまも五島には13の鉄川与助作の天主堂が建つ。
ついでに鉄川与助のお孫さんのホームページも紹介しておこう。その名も「おじいちゃんが建てた教会」。鉄川与助と天主堂に関する豊富な記事がきめ細かく整理されている。見てほのぼのとした気持ちになるので、ぜひ一度アクセスすることをお勧めする。どの検索エンジンでも、「おじいちゃんが建てた教会」でヒットするはずだ。
なお、天主堂とは教会堂のことで、普通、教会とか聖堂ともいう。
現存する最古の教会建築 「大浦天主堂」
与助最後のレンガ造り「田平(たびら)天主堂」
ロマネスク様式の「紐差(ひもさし)天主堂」
白のコントラストが美しい「青(あお)砂(さ)ヶ浦天主堂」
花のインテリアにこめられた思い「頭ヶ島(かしらがしま)天主堂」
リブ・ヴォールト天井の「堂崎(どうざき)天主堂」